Seventy-five O'clock Jump

毎日おもしろいこと書けるほど星のめぐりはよくないんですよ。

( ) (to live) L('ω')┘└('ω')」

学生に向かって「人生/社会はつらくてきびしい」というふうに吹き込むことで、対象のストレス耐性を数ポイントだけ上昇させる(こともある)魔術。

と書くとおまじないめいて聞こえるけど、その言葉の根底に意識無意識問わず「つらいのが当然、幸せになるなんてもってのほかだ」というねじ曲がった暗黒気持ちが混入しちゃってるケースもないとはいえないんだろうと思う。この「みんなで不幸になろうキャンペーン」は長期の開催だしいろいろな人が参加した感想を書いてるから、そういうのはそっちを見に行くとして……

この術、慎重かつ行動力の小さい(加えて危機感のうすい(具体的には夏休みの宿題をラスト1週間でやっつけたり、実験レポートを提出日2日前に書きはじめたりする人間))人間にかけると行動力が著しく低下する恐れがあることもある、ていうか私なのだが。だいぶ楽観傾向にある私がここまでうんざりし、結果大汗かく事例が発生したりしている。この話については僕が死ぬまでにどこかでします。

たぶん、生きていくうえで楽観と悲観のバランスが大事なのだろうなと思う。どっちかが失われてもダメで、振り切って事故死する。「バランス」っていうと5:5だと連想しがちだけど、やたらとクリティカルな悲劇や仕打ちが数多く報告され、未来に対する希望がぼんやりとしている現状、楽観を8、悲観を2くらいにしないと耐えられない気がする。誰も助けてくれない、ってことは少ないにしても、基本的には自分で自分を守らないと汚れ潰れ引き裂かれて死ぬ。確実に死ぬ。味方以外は敵、味方以外はエースコンバット0でいうイエローターゲットとレッドターゲットみたいな「撃墜しなくてもよい敵」と「撃墜しなければならない敵」で分けていきたい。そいつらが味方になるかどうかはまた別の話だけど。